春は色々な植物が芽吹き、色とりどりの花にあたる陽射しもキラキラして、散歩をするだけで幸せな気分になりますね。
そんな季節に純銀の耳盃はいかがでしょう?
取っ手のような耳がついた双耳盃は、古くは祭器として、中国の漢時代や朝鮮の李朝時代に多く作られました。
今回は植物をモチーフに、東洋的になりすぎないようにデザインにしたので、意外と色々な陶磁器と置き合わせても相性が良いですよ。
日本酒やワイン、ティータイムに角砂糖を入れてお出ししても、テーブルを華やかにしてくれます。
今月いっぱい、清課堂さんの「Primavera!」展に出品しているお品は、メープルの木蓋付です。
こちらは木工作家の北村真梨子さんに、美しい薄挽きのものを合わせて頂きました。
上面の絶妙なカーブに、きりりとしたエッジが本当に美しい蓋なのです。
茶杓代わりの匙と組み合わせて、変わり茶器として使っても可愛いかもしれません。
平茶碗になら茶箱にも組めるかも・・・。
ぜひ実物をご覧になっていただければ幸いです。
「Primavera!」展
2014年4月1日(火)~2014年4月30(水) 午前10時~午後6時
清課堂ギャラリー 京都市中京区寺町通二条下ル 妙満寺前町462